![]() | |
|
在宅酸素療法とは
■在宅酸素療法とは 在宅酸素療法とは文字通り酸素を、家庭で吸入する治療法のことです。在宅酸素療法の対象となる患者さんは色々な原因で血液の中の酸素が足りない方です。原因となる病気として多いのは肺気腫や慢性気管支炎などの慢性閉塞性肺疾患(COPD)や陳旧性肺結核の後遺症による呼吸不全ですが、他にも肺線維症、間質性肺炎、肺高血圧症、慢性心不全、チアノーゼ型先天性心疾患などです。いずれも健康保険で認められています。 酸素が発見されたのは1774年ですが、医学に取り入れられたのは1950年代で当初は肺炎による低酸素血症に使われていました。この当時は酸素テントによる酸素投与が主体でした。1958年にボンベに酸素を詰めて吸入する方法が早くもとられています。(図@)。その後、入院による酸素吸入療法は慢性呼吸不全の患者さんに対し続けられていましたが、酸素供給源を大型の酸素ボンベや液体酸素に頼らざるを得ず、装置が大型のためなかなか在宅酸素療法の普及は難しかったのです。しかし、空気中から酸素を取り出して濃縮する装置(酸素濃縮装置)が発売されるようになり、また健康保険でも認められるようになり一気に在宅酸素療法が日本でも普及し始めました。
→メニューに戻る |