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咳喘息の治療
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■咳喘息の治療

咳喘息の治療
 咳喘息は「ヒュー ヒュー」「ゼーゼー」といった音は聞こえませんが、肺機能の低下が認められ、わずかですが、気管支が狭くなっていると考えられています。
 咳喘息では、喀痰、肺胞洗浄液、気管支粘膜の生検、組織中(気管支鏡を用いて採取した気管支の表面の細胞の塊のこと)に好酸球が増加しており、ほぼ気管支喘息と同様の変化が起こっていると考えられています。
 さらに咳喘息の治療で吸入ステロイドを積極的に使用していなかった時には、30〜40%が気管支喘息(「ヒュー ヒュー」「ゼーゼー」という喘息)へ移行していきました。このため咳喘息では治療には気管支喘息と同じように吸入ステロイドを用います。ステロイドと言うと「副作用は大丈夫か」と心配される方も多いと思いますが、吸入ステロイドは全身に回ることなく気管支にだけ効きます。このため全身投与で現れるような副作用は出ませんのでご安心下さい。ちなみにステロイドは体の中で作られているホルモンの一種で、これなくしては人間は一日たりとも生きていけません。
 治療期間はどれ位かについては、今の所専門医の間でも統一した見解はありませんが、症状が治まっても少なくとも3ヶ月は吸入することをおすすめしています。また咳喘息と言っても軽症から重症まで様々ですので各個人にあった治療薬や治療期間を選択します。



図は血液の中の好酸球
http://missinglink.ucsf.edu/lm/IDS_101_histo_resource/blood_cells.htmより引用

2010年7月12日記



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