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百日咳の流行について
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■百日咳の流行について

 最近 百日咳の流行がマスコミ等で取りあげられ百日咳を心配されて来院される方が目立ちます。
百日咳は名前が示すように、咳が長く続く感染症の代表格です。特に6ケ月以下の乳児では時に重症化する病気です。成人でも長く続く咳の病原体として重要です。
 ワクチンは、日本では施行されており3種混合ワクチンの中に入っており、若い世代では受けておられる方が多いと思います。ちなみに1994年からは2歳から生後3ケ月にワクチン接種の開始年齢が引き上げられています。
 百日咳は百日咳菌という菌によって起こる感染症で、飛沫感染や接触感染が感染経路として知られています。教科書には次の3つのステージがあります。
(1)カタル期
 普通の風邪様症状で発生します。段々と咳の回数が増えて、咳の程度もひどくなります。約2週間程度続きます。
(2)痙咳期
 次の段階としては「コンコンコン」という激しい咳が連続して起こり、合間に息を吸う時に「ヒュー」という笛を吹くような音がします。咳をしすぎて吐くこともあります。この期間は2〜3週間続きます。
(3)回復期
 激しい咳は次第におさまりますが、咳がおさまるまでに2週間から時に4週間あまりかかることがあります。
 診断は百日咳菌を検出するか、抗体と呼ばれる血液中の蛋白質が増加していることから行います。しかしながら医療機関を受診する時には、すでに咳がひどくなってからかなりの日数がたっていることも多く、菌が検出できないことも多く正確な診断を下すのは難しい病気です。

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