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吸入ステロイド
■吸入ステロイド これは効果的な薬で、この薬の登場で喘息の治療は一変しました。 注意してきただきたいのは、吸入ステロイドということです。 吸入ステロイドと経口のステロイドとでは、大きく違います。 経口ステロイドでは長期の服用かつ大量の服用で副作用が出ます。 吸入ステロイドは吸入する薬で飲む薬ではありません。 喘息では非常に有効な薬です。 副作用が長期の大量投与で出ないわけではありませんが、通常量の吸入量では安心して使える薬です。 「子供に適量の吸入ステロイドを使っても安全です」の項も参照下さい。 喘息の重症度には個人差が大きく、人により有効な用量の差があるので、一律に吸入量を決めることはありません。抗炎症作用は一番強いです。 気になるのは副作用ですですが、まずステロイドというと、骨がボロボロにならないかということです。 今までに吸入ステロイドで、骨密度の低下が起こったり、骨折しやすくなったという報告はありません。 次に、成長が遅れて身長が低くならないかという、心配を持たれる方がおられるかもしれません。 喘息児では、10歳近くで、身長が低くなるという報告がありますが、最終的には身長の差はなくなります。 喘息それ自体で身長の伸びが低くなるという研究もあります。私の個人的な意見を書かせてもらうならば、喘息をコントロールして、普通の生活を送ることが大切だと思います。副作用を恐れるあまり、不充分な喘息のコントロールで、 しんどい思いをし、友達と同じような生活が送れないことの方が、害が大きいと思います。 乳幼児に吸入ステロイドを用いた場合どうなるかという研究はほとんどありません。 →メニューに戻る |