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喘息が悪くなる時(1)
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■喘息が悪くなる時(1)

 喘息が悪くなる時で一番はっきりしているのは、アレルギーのもとになる物質(アレルゲンといいます)を大量に吸い込んだ時です。喘息を起こすアレルゲンは個人によって様々ですが、@ハウスダスト(室内のほこり)、Aネコ、イヌ、ハムスターといったペットの毛やフケ、Bカビなどです。最近ペットによる喘息が増えてきている印象をもっています。私の診ている喘息患者さんで、ネコを飼っていて、ネコと遊ぶと必ず喘息が起こる患者さんがいます。このようなペットはいったん飼いだすと捨ててしまうわけにもいかず、かといってペットから隔離できないと喘息発作がコントロール出来ないという、悩ましい喘息治療上の問題があります。
 ちなみに、ペット(例えば犬)は室外で飼っていても、また自分は全くペットにさわらなくても、家族の誰かが犬にさわれば、犬の毛やフケといったアレルゲンは衣服につき家の中に持ち込まれますので、喘息は起こりえます。黒い服を着ていると犬の毛がついて室内に持ち込まれているのが良くわかります。またペットでも珍しい種類の動物もあり、検査のしようがない場合もあります。最近、日本でもカーペットを敷いている部屋が増え、部屋は密室化され、ダニやゴキブリにとっては住みやすい住環境になっています。このこともアレルゲンが増える原因になっているようです。部屋の掃除をすると喘息の発作が出る患者さんもいます。これは掃除によりハウスダストを始め様々なアレルゲンを吸い込むことで起こるものと思われました。幸い治療で発作は出なくなりましたが、掃除のできないのは大変困りますと詰め寄られて、こちらも弱りました。喘息の治療は人により様々で、時に薬を合わせるのに時間がかかります。了解下さい。

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