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喘息は遺伝するか(2)
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■喘息は遺伝するか(2)

 ある病気が遺伝で発病するかどうかを考える際に、「単一の遺伝子」によって引き起こされる病気と、「いくつかの遺伝子」によって引き起こされる病気があることを知っていると理解しやすいでしょう。
 ある病気は(例、ハンチントン病)一つの遺伝子の変化で起こってきます。これに対し、いくつかの遺伝子が関わり合っている病気は喘息です。加えて、環境要因や肺の局所的要因(例えば風邪をひく)などの要因が加わって、はじめて喘息は発症します。
 喘息を起こす遺伝子は今までにいくつか知られていますが、たとえ、これらすべての遺伝子を持っていたとしても喘息が発症しない場合もあり得るわけです。喘息では、環境や肺の局所的な要因が喘息の発症に大きな役割を果たしています。喘息という病気を持った子供を持つと特に母親は自分の遺伝のせいではないかと思いがちですが、そうではありません。どうか自分を責めないでください。それよりも大切なことは、前向きに治療に取り組むことです。

(2006年8月4日)


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