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喘息と医師にいわれた時に
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■喘息と医師にいわれた時に

 ある朝、「小児喘息と医師に言われた」と保護者の方が子供さんを診察に連れて来られました。随分とうろたえておられましたが、時間をかけて話を聴いていると、次のような事を危惧されているのがわかりました。
「喘息の病気の者は自分にも家族にもいないし、どうしてなったのだろうか。遺伝ではないのか」「喘息は恐い病気でアトピー性皮膚炎やその他のアレルギーを今後、発症していくのではないか」「治療はどうしたらよいのか」「アレルギーマーチという言葉を聞いたけれど何か恐い病気になるのではないだろうか」等々、疑問が次から次へと湧いてきて、不安で夜が眠れなかったそうです。すべての質問にはお答えできませんでしたが、「風邪に伴い一過性に喘鳴(ゼーゼーいう音)が聞こえている。初回の症状でもあり、今後の経過については、見守っていく必要はある。まず、風邪が治ってからも症状が続くのかどうか見極めてゆきたい。また喘息といっても重症度はピンからキリまである。」ということをお話ししました。加えて基本的な喘息の話をしました。喘息と診断された医師の処方を確認して、投薬はせず帰ってもらいました。  世の中には色々な情報があふれていて、小児喘息の場合、親は特に振り回されがちです。正しい情報は喘息のコントロールには不可欠です。どうか正しい基礎的な知識を身に付けるため勉強して下さい。同時に医師と患者の良好な関係を作り上げていかないと、時に保護者の方の不要な不安をかきたてるだけだと自戒しました。

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