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まだまだ良くなる喘息のコントロール(3)
■まだまだ良くなる喘息(3) ―吸入ステロイドを使ってみませんか― ステロイドというと恐い薬、副作用のある薬というイメージが強いと思います。でも、ステロイドは実は体内でも作られているホルモンなのです。御存知でしたか。日本だけでなく欧米でもステロイドホルモンは誤解されていることが多い薬です。経口で、大量に、長時間、投与すればステロイドの副作用は必ず出ます。しかし、喘息に使っているステロイドは吸入ステロイドといって吸入するタイプです。経口ステロイドとどこが違うかというと、吸入ステロイドは全身に廻らずに気管支の壁にくっつきます。そして、気管支の壁でのみ炎症をしずめる作用をあらわします。(炎症というと難しく聞こえるかもしれませんが、火傷のことを思い浮かべてもらえれば、まず間違いありません。火傷をおった皮膚は赤く腫れて触るとピリピリします。気管支ではこれと同じ様に煙や温度差といった刺激に対し咳や痰が出ます。)そして、くっついたステロイドは気管支から吸収され、全身に廻る前に95%以上は肝臓で分解されてしまいます。ですから、吸入ステロイドの場合、経口ステロイドを使うのと違って格段に全身的な副作用は少なくなります。現在、喘息は特殊なタイプの気管支の炎症とされています。炎症をしずめるのに一番有効な薬はステロイドです。副作用が少なく効果が大きいのが吸入ステロイドです。 もしこれを読んでいるあなたやあなたの子供の喘息のコントロールが不良で飲み薬しか使っていなかったら、一度は吸入ステロイドを正しい方法で使ってみませんか。驚くほどコントロールが良くなることは請け合いです。ただし必ず正しい吸入方法を身につけて下さい。
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