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喘息死
■喘息死 春と秋のいわゆる季節の移り目には喘息が出やすくなります。 今年(2004年10月現在)は、天候も不順で台風や大雨など、気圧、温度差、湿度、様々な外的要因も喘息発作が出やすい状態です。 さて、昨年の交通事故死者数は何人だと思われますか。警察の発表によると、昭和32年以来46年ぶりに8000人を下回り、7702人の方が亡くなられたと発表されています。 これに対し、喘息で亡くなられた方は3701名おられます。 「喘息で亡くなること」は交通事故死の約半数あるわけです。 皆さんは保険に入られて万一の場合にそなえられていると思います。 また自動車の運転をする時、あるいは道路を渡る時には充分な注意を払っておられると思います。 では、同様の注意を喘息に対して払っておられでしょうか。 多分他の診療所でも同じだと思うのですが私の診療所でも御多分にもれず、最近こんな会話を喘息の患者さんとやり取りしています。 「○○さん、喘息のコントロールが悪くなっているので、きっちり薬を吸入して下さいね。最近、調子が悪いようですから1週間後に必ず来て下さいよ」 「いやー先生、中々時間がとれなくて。」「(吸入や内服を)やろうやろうと思っているのに、つい忘れてしまって。」 自動車を運転している時、あなたはこう言うでしょうか。 「いやーつい前を見ている時間がなくて。」 「忘れない様にと思っているのに、ついつい信号機を見るのを忘れてしまって。」 脅かすわけではありませんが、喘息は時に死に至る病です。 良いコントロールの状態を維持し、喘息の発作を予防するこれが最大の安全策です。 →メニューに戻る |