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インフルエンザのワクチンはお早めに
■インフルエンザのワクチンはお早めに インフルエンザの流行のシーズンが目近になってきました。 インフルエンザにかかると職場や学校を休むにとどまらず、特に高齢者の方々にとっては体調をくずし、肺炎の合併など重大な結果をまねきかねません。 しかし、統計上インフルエンザの影響を測り知ることは、案外難しいものです。 一番確実なのは、死因の調査ですが、これもインフルエンザに引続き起こった肺炎で死亡すれば、死因は肺炎とされ、インフルエンザの影響に数えられないからです。 また、インフルエンザにかかっても、医師のもとへ来られない患者さんもたくさんおられます。 そこで、インフルエンザの影響を測るために、「超過死亡」という考え方が出てきます。 「超過死亡とは、インフルエンザが流行したことによって、インフルエンザ、肺炎死亡がどの程度増加したかを示す推定値」(国立感染症研究所HPより引用)です。 ややこしい言い方ですが、インフルエンザがはやることによって、余分に亡くなられる方の推定値です。 表は2003年までの報告を国立感染研究所のホームページより引用しました。 インフルエンザが流行する年には、1万1千人から1万3千人の超過死亡が出ています。 本来亡くなられてもよかった患者さんがインフルエンザにかかったことで、これだけ多く余計に亡くなられているわけです。 どうか、インフルエンザのワクチンは流行の始まる12月半ばまでには受けて下さい。 できれば11月中が望ましいと思います。 インフルエンザが流行りだしてからのワクチン接種では、インフルエンザの感染を防ぐ抗体という蛋白質が増えてくるのに、時間が最低2〜4週間はかかりますので、すぐにワクチンの効果が表われず、まさしく泥縄です。 流行るかどうか見極めるのに遅くまで待つのは危険です。
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