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どうなった 抗インフルエンザ薬と異常行動
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■どうなった 抗インフルエンザ薬と異常行動

数年前にタミフルを服用後、異常行動をとる例が出現し、大きな社会的問題になりました。このことに関してはいまだに因果関係があるのか、最終的な結論が出ていません。今年の新型インフルエンザでは正確な数字は判明しませんが、全国でかなりの人数の小児に抗インフルエンザ薬が投与されている模様ですが、異常行動に関しての報道は見聞きしません。いまだに抗インフルエンザ薬に関してはタミフルには以下のような添付文章があります。

抗インフルエンザウイルス剤タミフル
1.本剤の使用にあたっては、本剤の必要性を慎重に検討すること。
2.10歳以上の未成年の患者においては、因果関係は不明であるものの、本剤の服用後に異常行動を発現し、転落等の事故に至った例が報告されている。このため、この年代の患者には、合併症、既往歴等からハイリスク患者と判断される場合を除いては、原則として本剤の使用を差し控えること。
また、小児・未成年者については、万が一の事故を防止するための予防的な対応として、本剤による治療が開始された後は、@異常行動の発現の恐れがあること、A自宅において療養を行う場合、少なくとも2日間、保護者等は小児・未成年者が一人にならないよう配慮することについて患者・家族に対し説明を行うこと。
なお、インフルエンザ脳症等によっても、同様の症状が現れるとの報告があるので、上記と同様の説明を行うこと。
3.インフルエンザウイルス感染症の予防の基本はワクチン療法であり、本剤の予防使用はワクチン療法に置き換わるものではない。

この警告文章はいまだに添付されています。
 さて日本では厚生労働省は小児の新型インフルエンザ治療に関してどのように考えているのでしょうか。以下に抜粋します。

以下引用
A 抗インフルエンザウイルス薬の選択
我が国の備蓄を含めた抗インフルエンザウイルス薬の供給量はタミフルが中心であり、リレンザの供給量はタミフルに比較して限定的であること。今回の新型インフルエンザの感染者は若年者に多い傾向があるが、10代の患者についても、合併症・既往歴等からインフルエンザ重症化リスクの高い患者に対し、タミフルを慎重に投与することは妨げられておらず、今回の新型インフルエンザウイルスはタミフル感受性であることやリレンザの備蓄量等も勘案して、抗インフルエンザウイルス薬の効率的な使用を考慮すること。
引用終わり
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/hourei/2009/08/dl/info0828-01.pdf
(この20ページにあります。)
赤字は筆者による

かたや原則として使用しないこととしながら、一方では慎重に投与することは妨げておらずと書いています。主語がないのでわかりませんが、妨げていないのは誰なのでしょうか。 このような状況下では最終的な責任は処方した医師にあるとみるのが妥当かと思いますが皆さんは新型インフルエンザに罹ったら抗インフルエンザ薬の処方は希望されますか。
(ブログ風になってしまいました)

2009年9月9日記

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