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インフルエンザにご注意を
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Q1 インフルエンザは大した病気ではないのですか。

    間違いです。インフルエンザウイルスは、人から人へ咳をした時、鼻をかんだ時や話をした時に、空気中にばらまかれます。
    インフルエンザは、他の多くのウイルス感染と違って重症となることが多く、多くの人で重大な合併症(例えば肺炎)を起こします。

Q2 インフルエンザのワクチンでインフルエンザにかかることはないのでしょうか。

    インフルエンザにかかることはありません。インフルエンザのワクチンは不活化(感染しない)ウイルスや死んだウイルスを用いてます。ですからインフルエンザワクチンでインフルエンザになることはありません。

Q3 ワクチンは無効ではないのでしょうか。

    流行しているウイルスと、注射したワクチンが似ている場合大変効果があります。
    ワクチンが無効だと思うにいくつか理由があります。
    インフルエンザに似た症状をあらわす風邪にかかることはあります。
    つまり普通の風邪には、インフルエンザは無効だからです。
    加えてワクチンの効果は100%完全ではありません。
    若い人でもワクチンがインフルエンザにかかるのをふせぐ割合は、有効なのは70%〜90%位です。
    年をとった人や慢性の病気をもった人では、ワクチンのききは悪くなります。しかし、年をとった人でもワクチンは 入院するような重症になることを減らし、インフルエンザと関連した死亡者を減らします。

Q4 毎年インフルエンザのワクチンを打つ必要がないのではないでしょうか。

    違います。インフルエンザウイルスは毎年少しずつ変わってゆきます。大体新しいインフルエンザウイルスのタイプが流行するため、ワクチンは毎年打たなければ効果がありません。

Q5 インフルエンザウイルスの症状はどんなものでしょうか。

    インフルエンザの症状は、頭痛、発熱、全身倦怠感、咳、のどの痛みと、普通の風邪と一緒です。ただ、症状は普通の風邪に比べて激しいです。熱も高熱が出ますし、他の症状も出始めてから、早く強くなります。

Q6 インフルエンザの合併症にはどんなものがありますか。

    インフルエンザにかかると他に肺炎、脱水か持病の悪化(例えば心不全、糖尿病、喘息の悪化)といった症状が見受けられます。高齢者の方で持病をもっている方は、持病が悪化するため危険性が高いのです。

Q7 インフルエンザと風邪を区別することは出来るのでしょうか。

    症状だけで区別することは、非常にむつかしいものです。
    最近はインフルエンザを迅速に診断することが出来るようになってきました。
    (ただし、日本では試薬が不足していることもあり、充分には普及していません。)
    また、医師が他の合併症が悪くなっていないか、診断する必要があります。

Q8 インフルエンザにかかったら、どのくらいの間人にうつるものなのでしょうか。

    人から人へ、インフルエンザがうつる期間は年齢によります。成人の場合、症状が出る1日前から人にうつり、3日から7日の間症状が出てから人にうつります。子供の場合、もう少し長く人にうつることがあります。

Q9 インフルエンザにかかるのを防ぐにはどうしたらよいのでしょうか。

    もっとも良い方法は、インフルエンザのワクチンを毎年受けることです。特に、心臓病や糖尿病、喘息といった持病のある人は、インフルエンザにかかると肺炎や他の合併症(病気の悪化)にかかりやすくなるので、注意してください。

Q10 インフルエンザに有効な薬が出たと聞きましたが、これらの薬でインフルエンザは治るのでしょうか。

    正確に言うと、そうではありません。
    インフルエンザの症状が出てから2日目までにこれらの薬を飲むと、熱の出ている期間を縮めることはできますが、インフルエンザを根本的に治すことはできません。
    4つの種類の抗ウイルスがインフルエンザに有効とわかっています。
    • @薬品名 アマンタジン、商品名 シンメトル
    • A薬品名 リマンタジン、日本未発売
    • B薬品名 オセルタミビル、商品名 タミフル
    • C薬品名 ザナミビール、商品名リレンザ
    これら4つの薬品には、少数ですが副作用があります。
    例えば、アマンタジン(シンメトレル)では、イライラ感、集中力の低下などがあります。リマンタジンも同様です。
    ザナミビールは、肺機能の落ちている人(肺気腫や慢性気管支炎、喘息)に使うときは注意が必要です。なぜなら、ザナミビールで気管支(空気の通っている所)が細くなり、息をするのが苦しくなるからです。
    オセルタミビールでは、むかつきが出ることがあります。
    これらの薬はすべて医師に処方してもらわなければなりません。
    上記の薬は、インフルエンザのウイルスには効きますが、インフルエンザと似たような症状を引き起こす細菌やウイルスには効かないからです。

Q11 日本ではインフルエンザの流行シーズンはいつですか。

    日本では、12月末よりインフルエンザの流行が始まり、3月末くらいまで続きます。
    ピークは2月です。ただし、地域や天候によって流行は大きく異なります。

Q12 他のウイルスもインフルエンザの流行のシーズンに流行りますか。

    インフルエンザの流行る季節には、インフルエンザに似た症状を起こすウイルスも流行り、インフルエンザと見分けがつきにくいものです。

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