![]() | |
|
チオトロピウム(商品名スピリーバ)は、 COPDの自然経過を変えられる ■チオトロピウム(商品名スピリーバ)は、COPDの自然経過を変えられる チオトロピム(商品名スピリーバ)はCOPDの治療薬として世界中で広く使われています。今回の研究は世界中から6,000人あまりのCOPD患者を集めてチオトロピウム投与群と非投与群に分けて、4年間にわたり肺機能や生活の質(QOL)をみた大規模な研究です。結果はチオトロピウムの効果は試験期間中、4年にわたって続き偽薬群よりも常に高い肺機能を示しました。このことはチオトロピウムは「慣れ」が起こらず、投与により肺機能が改善され続けることを示しています。しかし、残念ながらFEV1.0(最初の1秒間に吐き出せる空気の量。COPDの肺機能の指標なる)は、チオトロピウム投与群・偽薬投与群いずれも年の経過とともに低下を続け肺機能の低下を防ぐことはできませんでした。また生活の質(QOL)に関しては、QOLも投与群の方が高い状態を示しました。この試験の解釈は様々でしょうが、チオトロピウムはCOPDの自然経過を変えることはできないが、数年間分の肺機能を元へ戻し、QOLを上げるという点で評価されて良いと思います。 2009年3月31日
→メニューに戻る |