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COPD患者は病気に気付いていない
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■COPD患者は病気に気付いていない

 イギリスからの研究報告です。この研究ではCOPD患者の5人に4人は病気に気が付いていないと報告しています。さらには、COPD患者と診断されても、約3分の1の患者は喫煙を続けており、この喫煙を続けているCOPD患者はよりニコチン依存への依存率が高く、COPDでない者に比べて喫煙本数が多いので、病気が進行して手遅れにならないうちに手を打つ必要があると著者らは書いています。またCOPDの進行を食い止めるのは禁煙であり、誰が禁煙を必要としているCOPD患者か拾い上げることが重要と述べています。英国における"本当の"COPD患者が何人くらいいるかを調べるため、全国の1万5千人を対象として分析しています。対象となった8215人のうち1093人が肺機能によりCOPDと診断されました。しかし実際に直接面接した結果から、このCOPDと診断された人達を分析すると、80%の人がCOPDとは診断されていませんでした。つまり冒頭の5人に4人は病気と気づいていなかったのです。また重症ないし、超重症のCOPD患者(つまり息切れが強い)に限っても、半分以下しかCOPDと診断されていませんでした。またCOPD患者で喫煙者は、よりニコチン依存が強く、禁煙をしようとしませんでした。著者らは「この隠れている病気COPDに、もっと社会は注意を払うべきだ」と述べています。また「COPDの診断は一般内科でできる。初期のCOPD患者ほど禁煙による利益が大きい。」とも述べています。         出典 thorax 2006

注 COPDとは慢性閉塞性肺疾患といわれ、日本では慢性気管支炎もしくは肺気腫と以前は診断されていた。喫煙をしている人に発病し、息切れを主訴とする病気



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