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COPDの自然経過
■COPDの自然経過 ヒトの肺機能は20才位で、最高に達します。それ以降は加齢とともに低下していきます。同じ肺機能を持った人でも、下がり方がきつい人とそうでない人があります。この原因は何でしょうか。現在一番はっきりとしているのはタバコです。 1700人の成人を対象とした研究では、FEV1(1秒量)という指標を使って見てゆくと、1日10本以上吸うと、FEV1の落ち方は明らかに非喫煙者に比べて、大きいことがわかっています。この事はCOPDの患者さんだけでなく一般人を対象にした点で重要です。普通の人でもタバコを吸うと肺機能の落ち方が強くなるのです。またFEV1の落ち方は50才〜70才で強く現れてきます。また、喫煙の影響は女性よりも男性に強く現れてきます。 おもしろいことに、禁煙をした人では、FEV1の落ち方は非喫煙者と同じ位になっていました。また35才以前に禁煙をするとFEV1はむしろ増えていました。50才以上でも禁煙すると、一度低下した肺機能は元には戻りませんが、落ち方の速さは非喫煙者と同じになりました。(図1) FEV1:1秒量とは、いきおいよく息を吐き出した時に最初の1秒間に吐き出せる息の量です。CODPの指標になる肺機能の数値です。
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