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軽症持続型喘息の減薬はどうする?
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■軽症持続型喘息の減薬はどうする?

喘息は慢性の病気で、軽症間欠型の場合を除いては、治療を続けていく必要があります。
吸入ステロイドの普及に伴いコントロールが良好で喘息の発作が出ない状態が続くような患者さんに対してはどのように治療を進めていくかについては合意はありません。通常数ヶ月喘息の発作が起こらなければ、ステップダウンといって使う薬の量を減らしていきます。
ではどのようにステップダウンしていけばよいのでしょうか。この研究はこれに対する一つの答えです。500人の軽症持続型の喘息患者でフルチカゾン(商品名フルタイド)100μg1日2吸入で安定している喘息患者を3つのグループに分けます。1つのグループはそのまま治療を続け、2つめのグループはフルタイド100μg+サルメテロール50μg(商品名アドエアー 日本既発売)の合剤1日1回1吸入へ切り替え、3つ目のグループは抗ロイコトリエン薬、モンテルカスト(商品名キプレス、シングレア、日本既発売)5mg、ないしは10mgの1日1回の内服に切り替えます。評価項目は、ひどい喘息が起こるまでの日数です。
結果ですが、16週後までにひどい喘息発作が起こったのは、フルチカゾン100μg×2回吸入群で20.2%、フルチカゾン100μg+サルメテロール50μg1回吸入群で20.4%、モンテルカスト単独群で30.3%でした。(下図)

結果論としては3つのグループに大きな差はなく軽症持続型といえども16週間の間には2割から3割の急性増悪をきたしていること、モンテルカスト単独群の方がややコントロールが悪いのですが大きな差異は認められなかったということです。まだまだ吸入薬という剤型になじみの薄い日本では、モンテルカストという内服薬への切り替えという選択肢もあるかもしれません。いずれにせよ、より取り扱いの簡便な吸入器具が必要なことは確かです。
(出典 NEJM、vol・356 P2027−P2029)

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