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気管支喘息と運動 運動誘発喘息について
■気管支喘息と運動 運動誘発喘息について いよいよ秋らしくなってきました。各地では運動会が行なわれていることと思います。「気管支喘息」というと何か特別な病気のように思われがちですが、2002年に行なわれた小児を対象に行なわれた西日本の調査では喘息をわずらっている子供は全体の6.5%と約17人に1人の割合になることが判明しています。小児の気管支喘息の原因には、ダニやペット、タバコや花火の煙、台風や天候による温度差、気圧の変化など色々ありますが、運動によっても喘息が起こることは案外知られていません。これを運動誘発喘息と呼びます。運動誘発喘息は運動してから5分位から「ゼーゼー」といった息切れが起こってきます。運動誘発喘息の発作の予防には、薬としては短時間作用型β2刺激剤(サルタノール、メプチン、インタールなど)が有効です。最近は学校の体育以外にサッカーや野球といったクラブ活動に参加している児童が増えてきました。この子供たちが練習や試合中に運動誘発性喘息を起こす例が目立ってきました。喘息が起こる原因は充分なワーミンングアップの時間がとれず、いきなり激しい運動を始めたり、運動誘発性喘息に関する正しい知識が無かったり、吸入薬を使うことに抵抗があったりと理由は様々ですが、運動によって起こる喘息は珍しいものではありません。せっかくの試合で普段の能力を発揮できなくてがっかりしている姿は診療しているこちらもこたえます。基本は吸入ステロイド等を使って喘息をコントロールすることが大事です。これから天気の良い秋ですが、朝の冷え込みで喘息が出やすい季節でもあります。充分に喘息の治療を行なって、喘息を出さずにスポーツを楽しんでください。(2006年9月26日記)
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