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喘息が悪くなる時(4)−天候との関係
■喘息が悪くなる時(4)−天候との関係 喘息が悪くなる原因にもう一つ天候があります。 1番目は気圧の谷が通過する時です。この時には気圧だけではなく、湿度や気温も同時に変化することが多く、喘息の悪化の原因になっていると考えられます。また気温が5時間以内に3度以上の気温が下がると、喘息発作が起きやすくなり、喘息のため救急外来の受診が増えるという報告もあります。 2番目は台風によるものです。喘息患者さんにもよりますが、台風の接近に伴い、喘息が悪化することがあります。必ずしも台風が直撃しなくても、遠くを通っていくだけでも喘息が悪くなることを経験された喘息患者さんは多いと思います。 3番目は寒気による喘息の悪化です。これはいわゆる「季節の変わり目」と呼ばれる4月と5月の春、10月、11月の秋に多い喘息悪化のパターンです。朝方に冷え込み日中は気温が上昇するといった温度差が大きい場合、喘息発作は出やすくなります。金谷は論文の中で、「異なる気団の接点で喘息が多発する」(アレルギー 50(5)p457−466 2001)としています。更に台風による喘息の悪化は気圧の変化によるものではなく、湿度の上昇によるものではないかと推定しています。 10月もすでに半ばを過ぎ秋晴れの日が続くようになってきました。一方で明け方の冷え込みも強くなり、11月までは喘息の好発シーズンです。喘息の調子が悪ければ、喘息の治療は早めにして、喘息のない秋の晴天を楽しんでください。 (2006年10月18日記)
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