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まだまだ良くなる喘息のコントロール(1)
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■まだまだ良くなる喘息のコントロール(1)

 喘息というと喘息の発作の治療に焦点があてられがちですが、喘息の発作の予防には、まだまだ、手が充分にとどいていない状態です。喘息患者さんの気管は発作のない時でも赤く腫れており、ちょうど皮膚でいえば、軽い火傷をした状態にあります。火傷をして皮膚は触るとピリピリしますが、気管支では温度差や煙といった刺激で咳が出ます。喘息の治療は今一歩進めて、この火傷をおった皮膚を治すように気管支の炎症を治してやる必要があります。そうすれば、ちょっとした刺激で、咳がでることなく、ましてや喘息の発作が出ることもありません。
 今、喘息の薬としては吸入ステロイド、そして長時間作用型β2刺激薬があります。日本ではテオフィリンによる治療が長い歴史をもってきましたが、上記のような薬を使うことでトータルコントロールに喘息の状態をもってゆくことができます。トータルコントロールとは、以下にのべるような状態です。

・日中の症状がない

・喘息によって夜間睡眠を妨げられることがない

・増悪がない

・頓用の発作治療薬を使用しない

・救急外来を受診することがない

・朝のピークフロー値が予測値の80%以上である

・喘息治療の変更が必要となるような副作用がない


我々とトータルコントロールを一緒に目指しましょう。

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