title2.gif
喘息のコントロールがうまくいかない時にはどうしたらよいか?
HOME>喘息について>喘息のコントロールがうまくいかない時にはどうしたらよいか?

■喘息のコントロールがうまくいかない時にはどうしたらよいか?

廻りの環境はどうでしょうか。
喘息の患者さんは多かれ少なかれアレルゲン(アレルギーの元になる物質)があります。
例えばハウスダスト、ペットの毛、ゴキブリ、カビなどです。
またこれ以外に風邪(ウイルス感染)、タバコの煙、大気汚染、運動や冷たくて乾燥した空気といった環境要因も喘息を悪化させます。
こういった喘息の悪化のきっかけになるような因子を避けることで喘息のコントロールが良くなることはしばしば経験します。
喘息が悪くなる状況を良く思い起こして、医師に話してください。またこのような環境要因を避けられるものなら避けて下さい。
最近目立つのはエアコンの送気による喘息の悪化です。エアコンのフィルターを良くチェックしてみて下さい。案外汚れているものです。
またエアコンから出る空気は乾燥していますので、これに当たるだけでも喘息が悪化することがあります。マスクをかけることで予防できることもあります。

職場環境は大丈夫でしょうか。
職場環境にある物質で喘息が悪化することがあります。
割合多く経験するのは小麦粉を扱っておられるパン屋さんが、小麦粉で喘息を起こすことです。
もし休日には喘息の症状が軽快するようでしたら一度は疑ってみることが必要でしょう。
かかりつけの医師とよく話し合ってみてください。

服薬はきちんとできていますか。
喘息は慢性の疾患で、治療が長期にわたる場合もあります。
その際にどうしても服薬がおろそかになってしまうことがあります。
医師の方はこの薬で効かなければ、この薬を足してと段々薬の種類が多くなり、益々服薬が億劫になってしまいがちです。
服薬が出来ていないときには、その旨を医師に伝えて下さい。
人間ですから薬を三度三度きっちりと指示通りに服薬できないこともあるでしょう。
医師との信頼関係をしっかり築きましょう。
医師も人の子、頭ごなしには怒らないと思います。(少なくとも私は怒りません) 

吸入薬の吸い方は正しくできているでしょうか。
喘息の治療の中で吸入薬の占める割合は、重要です。
しかし実際に目の前で吸入してもらうと、うまく吸入出来ていない場合も多いのが実情です。
一度医師の前で吸入がうまくできているかチェックしてもらって下さい。

薬を正しく使っていますか。
薬は予防のための吸入薬(コントロラー)と、悪くなったときの薬(リリバー)があります。
患者さんの中には症状が悪くなった時だけ薬を吸入したり、リリーバーだけですまそうとする患者さんがおられます。
リリバーは速効性がありますし、効果がすぐに実感できます。
しかしこれは野球で言えば先発ピッチャーなしにリリーフピッチャーだけで戦おうとするようなものです。
ピンチが続いている試合は負けることが多いものです。
またもし誤った使い方をしているならば、医師は知りようがありません。
「その薬は余ってます」と言われて初めて気付くものです。
リリーバーはあくまでも急場しのぎと思って下さい。

なかなか信じがたいことかも知れませんが、
自分の喘息がどれくらい悪いか、自分では判断できないものです。
特に喘息がずっと出ているような持続型の場合、悪い状態に慣れてしまってこれくらいなら大丈夫となりがちです。
人間はどんな状態にも慣れてしまいます。
ピークフローメーターを使うと良く理解していただけるのです、残念ながらなかなか使用してもらえません。
なおピークフローメーターは別項で書いてますので参照下さい。
高血圧の家庭血圧計と同様の働きをすると思っていただければ間違いありません。

今の病気は本当に喘息でしょうか。
喘息と同様の症状が出るような病気が時にあります。
どうしても良くならない場合はこの可能性も考えます。


HOME>喘息について>喘息のコントロールがうまくいかない時にはどうしたらよいか?

→メニューに戻る