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妊娠中の喘息治療について
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■妊娠中の喘息治療について

 妊娠された方、あるいはこれから妊娠しようとされる方の中には、妊娠中の薬物摂取を必要以上に恐がり、うまく治療がいかないことがあります。
大切なお子さんが生まれてくるわけですから、この心情はよくわかります。
繰り返しになりますが、妊娠中の薬物治療については色々なことがわかってきていますので、安全な妊娠と出産のためにまた生まれてくるお子さんのために、喘息は充分にコントロールしてください。
妊娠中はお母さんの体は、お腹の中の赤ちゃんと自分自身の2人分の酸素を取り込む必要があります。
喘息の発作が起こると、うまく酸素を取り込むことができません。
これでは、お腹の中の赤ちゃんも酸素が欲しくて苦しがります。
治療の目標は、投薬を避けることではなく、適切な投薬を受けて、安全な出産を行なうことです。
くどいようですが投薬をさけることではありません。よくこのことが取り違えられているようです。
薬害が繰り返し報道される昨今、薬害を恐れる心情はよく理解できます。
このため、医師から投薬された薬を吸入あるいは内服せずに、喘息の発作のコントロールが出来ず、母体もお腹の中の赤ちゃんも、酸素が充分にとれないことの害の方が大きいのです。
お腹の中の赤ちゃんにとっても母体にとっても、充分な喘息のコントロールが出来ないリスクの方が、薬害のリスクよりも大きいと考えられます。
喘息を適切にコントロールすることで、母体にとってもお腹の中の赤ちゃんにとっても、安全なお産、妊娠が出来ます。
なお、喘息についての基本的な知識は、この項の「喘息ブック」を御覧下さい。
また、喘息の重症度については、「喘息の自己管理をしましょう〜ピークフローメーターについて」を参照下さい。

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