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子孫にタバコのない環境を
■子孫にタバコのない環境を この所、公共の場では禁煙の場所が多くなり、愛煙家にとっては厳しい時代となってきました。 病院は無論のこと、市役所や学校も全面禁煙の場所が多くなってきています。 昔は新幹線でも先頭車両一両だけが禁煙車でしたが、この所禁煙車両が増えてきて、全面車両禁煙になる日も近いと思われます。飛行機も機内全面禁煙となりました。 なぜこのように禁煙の場所が増えてきたのでしょうか。 一つにはタバコを吸わない人の発言力が強くなってきたことがあると思います。 今まで他人のタバコの煙を我慢して吸っていた人が、声をあげはじめるようになったことです。ともすると声が小さくなりがちだった非喫煙者の声は、タバコの害が喧伝されるようになるにつれ大きくなってきました。 二つ目には、タバコの害が明らかに大きく取り上げられるようになったことがあります。 各種の癌(肺癌や咽頭癌など)ほとんどすべての癌は、喫煙することで危険性が高くなります。 また21世紀は高齢者の年でもありCOPD(慢性閉塞性肺疾患)が増えることが予想されています。 国の財政が厳しい折、喫煙者には肩身の狭い世の中です。タバコの税金は国の貴重な財源ですが、それ以上に健康を損ね医療の大きな支出をかけるからです。 ではタバコを止めるとどんなよいことがあるでしょうか。タバコには一酸化炭素が含まれていて、タバコを吸うたびに軽い一酸化炭素中毒にかかります。タバコを止めればこの酸欠からのがれられます。 次にお金が貯まります。 大体1日1箱吸われる方で、一年になおせば、10万円が文字通り煙と消えていってしまいます。 10万円といえば、デフレのこの世の中結構つかいでがありませんか。 また女性の方にはシワが少なくなり、より美人になれます。 化粧品に何万円かけるよりは禁煙の方が効果があります。 また本来の味覚が戻って食べ物がおいしく食べられます。 一番いいことは、他人から「タバコをやめれば」と言われなくなってイライラしなくてもすむ事かもしれません。 タバコの会社は「タバコを吸うのはかっこいい」と印象づけようと、やっきになって宣伝しています。 しかしもうこの新聞を読まれている方は「かっこいいから」たばこを吸っておられないでしょう。 タバコは立派なニコチンによる薬物中毒です。 「一度やるとくせになる」これがタバコの正体です。 タバコを止めると歯ぐきの血行もよくなり歯を失う機会も減ります。 世の中には迷信がはびこっていて「軽いタバコに変えたから大丈夫」というのがあります。 「禁煙ほど簡単なことはない。俺なんかもう10回以上はしている」これが禁煙に関する真実の一つではないでしょうか。 考えがまとまらないた時、思わず手がのびてしまうタバコ。これは脳がタバコなしでは正常に働かなくなっている証拠です。 禁煙はある人にとってはやさしいことですが、ある人にとっては難行苦行です。 しかし子孫のことを考えて、立派な大人はタバコとはサヨナラしましょう。 (この文章は上老連だよりより一部改変し、掲載しました) →メニューに戻る |